帰化申請の流れ

外国人の方が日本に帰化する＝日本の国籍を取るには、法務局に対して帰化申請の手続きを行うことになります。

ここでは帰化申請の手続きの流れを説明していきます。

まずは最初に、申請する方の住所を管轄する法務局（または地方法務局）へ訪問して相談するための電話予約を入れます。

電話予約の受付時間　平日8:30～17:15
管轄の法務局を知りたい方はこちら

電話予約をすると、たいてい１か月後くらいのスケジュールでの予約となるでしょう。
なるべく早めに時間を作り、予約を入れたほうが良いでしょう。

電話予約した日時に訪問すると、担当官から家族構成や仕事のことなど詳しく聞かれます。

そのうえで、担当官が許可条件をクリアしていると判断したら、申請に必要な書類を案内されます。

必要な書類は人によってそれぞれですが、基本的な書類の説明はこちら
帰化の必要書類

2⃣で指示された書類を集め、申請書類を作成します。
作成する書類と、それを証明するための書類の整合性が取れない場合は、不許可となる確率が高いので、注意して作成します。

必要な書類がそろったら、再び法務局へ書類チェックの訪問の電話予約を入れます。

予約日に法務局で書類の点検を行います。
書類に不備があれば、正しい書類がそろうまで再提出を求められます。
また、法務局の裁量で追加の書類を指示されることもあります。

不備がなくそろえば、東京法務局ではその日の内に本申請として受理されます。

4⃣の本申請の受理後、2～3か月後に法務局から面談実施の連絡が来ます。
面談で聞かれることは人それぞれですが、提出した書類の内容を確認することがメインとなります。
配偶者のいる方は、配偶者も同席を求められます。

面談の実施後は審査となります。
審査期間はたいてい8～10か月かかりますが、その間はひたすら待つ、という期間になります。
長期間連絡がないので不安になりますが、必ず連絡があるので、落ち着いて待ちましょう。

審査において、自宅訪問や職場への確認連絡が来る場合もあります。

前述のように、面談後8～10か月後に決定がなされます。

許可の場合→法務局から連絡があり、官報に掲載されます。
不許可の場合→通知がきます。

許可となったら、指定された日に法務局に出頭して、手続きは終了となり、晴れて帰化となります。

帰化申請はお客様の今後の人生を左右する大変重要な手続きです。

帰化の要件を確認し、数多い必要書類を集め、申請書類を正確に作成しなければならない面倒な手続きでもあります。

当事務所では、お客様一人一人のお話を無料相談でお聞きし、「帰化が可能か」「どんな書類が必要か？」「どう進めればよいか」をご提案します。

ご依頼いただい際には、専門の行政書士が全力であなたの帰化申請をサポートさせていただきます。

まずは無料相談でお気軽にご連絡ください。